
英検1級はTOEICと比較すると時間に
余裕があると思われていますが、
実際に問題を解いてみると時間内に問題を解き終えるのは
結構大変です。
今日は英検1級の時間配分について書きます。
前回受験時の時間配分
問題 | 時間 | 時間配分の詳細 |
1.語彙・単語問題 | 10分 | 1問24秒×25 |
2.短文穴埋め問題 | 12分 | 1問6分×2 |
3.長文内容一致問題 | 40分 |
500word2問×12分 800word1問×16 |
4.エッセー | 28分 | |
リスニング問題の選択肢の先読み | 10分 | 選択肢の名詞に注意して先読み |
100分 |
上の時間配分はあくまで予定で、実際に受験すると、
リスニングの先読み時間は5分しか残らないことが多かったです。
時間配分のポイント
英検1級で時間切れになる大半のケースは
内容一致問題の解答に時間がかかりすぎていることが
原因です。
内容一致問題は毎回3~4問選択肢が非常に
紛らわしい問題が出題されます。
この選択肢が非常に紛らわしい問題に時間を取られない
ようにすることが重要です。
皆さんも経験があると思いますが、難しい問題は時間をかけても
解けないことが多く、答に確信が持てない時はその問題は捨てて、
他の問題に移る勇気も必要です。
あと語彙問題に時間をかける人も結構多いですが、
英検1級の語彙問題は考えても分からない問題がほとんどですので、
答えが分からない時は適当にマークして先に進みましょう。
英検1級の語彙問題の大半はコロケーション(語のつながり)
を知っていれば時間をかけずに解くことができます。
エッセーの時間配分を28分としていますが、
手書きで書かないといけないので、28分で書くためには
かなり練習していないと厳しいです。
私も本番では大体30分強かかりました。
上記の時間配分はあくまで理想であり、実際は誤差が生じますが、
予定時間を大幅に超過することは避けないといけません。
特にエッセーが未完成で終わってしまうと、かなり得点を失うことに
なりますので、気をつけましょう。
新形式の試験の時間配分
2016年度から英検は採点方式が変更になり、
リーディング、リスニング、ライティングの比率が同じになりました。
参考記事⇒英検1級の合格判定方法の変更
私の新形式の英検1級を受験する場合の時間配分は以下の通りです。
問題 | 時間 | 時間配分の詳細 |
1.語彙・単語問題 | 10分 |
1問24秒×25 |
2.短文穴埋め問題 | 12分 | 1問6分×2 |
3.長文内容一致問題 | 40分 |
500word2問×12、 800word1問×16 |
4.エッセー問題 | 33分 | |
リスニング問題の選択肢の先読み | 5分 | 選択肢の名詞に注意して先読み |
100分 |
前回との変更点はエッセーの時間配分です。
2016年度からエッセーの試験形式が変更になり、
今まであったポイントがなくなり、ワード数も200ワードから
200~240ワードに増加しました。
今回の変更でエッセーにかかる時間は確実に増えますので、
エッセーの時間配分を33分としました。
エッセーの配点比率も以前は25%でしたが、2016年からは
33%になりましたので、エッセーの出来は合否に大きく影響します。
ただ2016年から短文穴埋め問題と長文内容一致問題の難易度が
2015年以前と比較すると下がっていますので、ここで5分浮かせて
リスニングの先読みに回せれば理想的です。
一度新形式の問題を実際に解いてみてまた時間配分について
考えたいと思います。
まとめ
この記事では私の英検1級の時間配分について書きました。
私の時間配分はあくまで一例であり、皆それぞれ問題によって
得手不得手がありますので、自分に合う時間配分を見つけることが
重要です。
実際の試験ではなかなか予定していた
時間配分通りにはいきませんが、
時間配分の目安がないと時間不足になり、
解けない問題が多くなってしまいます。
実際に試験問題を解いてみて、自分に合った時間配分を
見つけるようにしましょう。
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