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英検1級とTOEICでは問われる英語力がかなり
異なります。
今日は英検1級とTOEICの問題の違いについて書きます。
単語
TOEIC | 英検1級 |
ビジネス英語が中心。 それ程難解な単語は出題 されない。 (語彙レベルはおよそ 6000語) |
高度な語彙力が問われる。 (語彙レベル10,000語~15,000語) 問われる語は、雑誌、新聞で 用いられる堅めの書き言葉。 |
おそらく英検1級受験者が最も苦戦するのが単語でしょう。
TOEICはビジネスで使われる語が主体なので、
それ程高い語彙力を必要としません。
英検1級は10,000語から15,000語レベルの
単語力が問われます。
問われる単語は、主に雑誌、新聞で使われる堅い書き言葉
が中心です。
ただ最近の問題を見ていると、単語の問題の難易度は
下がりつつあります。
文法
TOEIC | 英検1級 |
英語の基礎的な文法が 幅広く問われる。 文法の用法に関する問題 が多いので、暗記より理解を 重視した学習が必要。 |
単独の文法問題は出題されない。 細かい文法知識は必要ではない。 |
TOEICではパート5で文法と語彙の問題が30問
出題されます。
文法問題はそれ程難解な問題はありませんが、
日本人が苦手な語法に関しては難問が出題されます。
英文読解
TOEIC | 英検1級 |
大量の英文が出題される。 出題される英文の大半は ビジネス関連。 出題される英文の難易度は 高くないが、大量の英文を高速で 処理する力が必要。 |
文意をきちんと把握し、 内容をきちんと理解 しないと解けない 問題が出題される。 英文は、歴史、経済、 科学、医学等様々な ジャンルから 出題される。 英文の難易度は高い。 |
TOEICでは短時間で大量の英文を読んで
質問に答えなければいけません。
高得点を取るためには、英語力はもちろんですが、
問題の処理力も必要です。
英検の問題は、出題されるジャンルが多岐に渡り、
TOEICの問題と比較すると内容も高度な問題が
出題されます。
英検1級の読解問題は以外と時間に余裕があるように
思われていますが、実際にはそれ程時間に余裕は
ありません。
リスニング
TOEIC | 英検1級 |
パート1,2は短い英文を聞く リスニング。 パート3,4では比較的高度な リスニング力が必要。 新形式になって3人の会話 も登場。 |
パート1では3人の会話の 問題もある。 パート2ではパッセージ(200語)を 聞いて答える問題が出題される。 パート3ではリアルライフ形式の 問題、パート4ではインタビューの 問題が出題される。 |
リスニングは英検とTOEICでは形式が大きく異なります。
ライティング
TOEIC | 英検 |
ライティングは出題されない |
決められたトピックについて 200~240ワードで エッセーを書く問題が出題。 |
ライティングはTOEICには出題されず、英検1級には
エッセーの問題が出題されます。
2016年度からエッセーの占める比率が25%から33%に
上がり、かつワード数も200ワードから200~240ワードに
増えました。
今まで以上にしっかりエッセーの対策をする必要があります。
スピーキング
TOEIC | 英検 |
出題されない |
2次試験で5つのトピックから1つの トピックを選び、2分間のスピーチをする。 その後の質疑応答も含めて採点される |
スピーキングもライティング同様TOEICには出題されず、
英検のみ出題されます。
まとめ
こうして見てみると、TOEICと英検では試験の問題形式が
かなり異なります。
TOEICではリスニングとリーディングといったインプットの能力しか
測れないのに対し、英検ではリスニング、リーディング、ライティング、
スピーキングの4技能全ての能力が測れます。
現在は圧倒的にTOEICの受験数が多いですが、
今後は英検の受験者が増えていくと思われます。
私は、英語力を上げるために、英語の4技能のスキルを
バランスよく測れる英検を受験することをおススメします。
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